ベルギービール専門店 ドルフィンズ

マルールの紹介

  • マルールの逸話

    Malheur(仏語)=Misfortune(英語)
    =不幸(日本語)。
    なぜビールにこんな名前をつけたのでしょう?
    マルールに限らず、ベルギービールではよく見かけるアンハッピーなネーミング。
    これにはベルギー人の自嘲的な側面・国民性が表れているらしいのです。
    曖昧な面白いのものが好きで、ついでにそこに楽しいウンチクがあればさらに良いということ。
    そんなベルギービールの市場性だからこそ現れた逆説的な名前なんですね。
    マルールとは、フランス語でポジティブアクシデント、タイミングは悪いが、歓迎すべき出来事の意味。
    たとえば出来ちゃった婚であるとか、ダブルネーミングなんですね。


    ラベルに隠された逸話

    今はマルールのラベルの「M」のロゴの下に、そのビールのアルコール度数の数字が表記されているのですが、発売当初この数字が「4」と表記されていて、アルコール度数が4%なのでもないし、4世代の醸造家一族だからなのかとか意味がわからなかったのですが、本当の意味は4杯までは酔わずに飲めますよという意味らしいです。
    「お酒はおいしく適量を」ということらしいのですが、こんなの気づく人いませんよね?

    マルールのウェブサイト、なかなか面白いので一度閲覧してみてください。
    マルールの樽生・ボトル・ビエールブリュット其々のサーヴのしかたを動画で見れたり、 「Tap Game」といってマルール樽生をいかに上手に注ぐかというゲームがあって、 三回連続でサーヴしてその合計点を競うというものです。

    ウェブサイトではマルールな(アンラッキーな?)投稿を一般の方から常時募集していて、 最新のマルールな出来事とか月間マルール賞なんかが閲覧できます。
    コミカルで楽しいですよ。


    マルールビールサイトへ

    ベルギーmap

    11月マルールビールフェア広告


    マルールラベル
    マルール6
    マルール6マルール独特のアロマポッ プと、スパークリングワインのような、うっとりするような香り。
       詳しくはこちら >>
    マルール10
    マルール10アルコール度10.0%とは思えないフルーティーで奥深い味わい。

      詳しくはこちら >>
    マルール12
    マルール12甘味と苦味の利いた、まったりとした味わい。

      詳しくはこちら >>


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マルールの種類

  • マルール6 MALHEUR6

    マルール6 MALHEUR6

    ドイツのビール純粋令に則って醸造されたビールと言っていますが、上面発酵で瓶内二次発酵のブロンドエールスタイルなので、ベルジャンスペシャルスタイル・・・

    Alc 6.00% 330ml

    マルール8 MALHEUR8

    マルール8 MALHEUR8

    味わいとアルコールのバランスが程よいスペシャルビール。ゴールデンストロングエールを想像させる味わい。

    Alc 8.00% 330ml

    マルール10 MALHEUR10

    マルール10 MALHEUR10

    WBA WORLD BEER AWARDS

    ワールド・ビア・アワードにてワールド・ ベスト・ブロンド賞を受賞。10.0%とは思えないフルーティーで奥深い味わい。

    Alc 10.00% 330ml

    マルール12 MALHEUR12

    マルール12 MALHEUR12

    フランダース伝統の醸造方法で造られたダークストロングエール。甘味と苦味の利いた、まったりとした味わい。

    Alc 12.00% 330ml

    マルール・ビエール・ブリュット

    マルール・ビエール・ブリュット
    MALHEUR BIERE BRUT

    シャンパーニュ製法で造られたスペシャルビール。ビール評論家に「世界一」と言わせた、今までに類を見ないスタイルの先駆者的ビール。

    Alc 11.00% 750ml

    マルール・ダーク・ブリュット 

    マルール・ダーク・ブリュット 
    MALHEUR DARK BRUT

    内面を焦がした木樽にブラウンエールを入れ熟成さ
    せる、ブリュットより手間の掛かったスペシャルビー
    ル。

    Alc 12.00% 750ml


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ランツヘール醸造所

  • ランツヘール醸造所について

     
    マルールとはフランス語で「不幸」という不吉な意味です。
    何故このビールにはこの様な不吉な名前が付いているのでしょう?
    名付けの親は、現在このビールを醸造しているランツヘール醸造所のオーナーであり、醸造責任者である「エマニュエル・ド・ランツヘール」です。

    ランツヘール醸造所は1997年開業と新進の醸造所ですが、醸造家としての家系は古いもので、エマニュエル氏は4代目の当主です。
    1800年代中期にこの地に移住をしてきた初代ランツヘールは、農場と共にビール醸造を始め、2代目が第二次世界大戦前に閉鎖するまで続きます。

    1991年、3代目ランツヘール氏が亡くなったのをきっかけに、現当主は醸造所再建を決心し、1997年に再建させました。再建当初は 1 種類のゴールデンエールのみの醸造でした。

    この地はフランダース地方とゲルマン地方の境に位置していた為、ここで造られるビールはそれぞれの文化を尊重し、現在では「フランダース伝統の醸造法で造るビール」と「ドイツのビー ル純粋令に則って造るビール」の、基本的には2種類を柱にしています。
      
    材料はブレンドにこだわった祖父に習い、特にホップはザーツ、シチリアン、ハラタウ、ヘルスブルック等をブレンドし、ペレットは一切使用しないと言うこだわりようです。

    「ここまでこだわりにこだわって醸造した美味しいビールを飲まない貴方は不幸だ!!」と言うことから「マルール」と名付けられたビールは、世代を越えビールに人生を捧げてきたランツヘー ル家の努力の結晶なのです。

    そんな努力家のランツヘール氏はこんなことも言っています。

    「これを飲んだ貴方に、最高の幸せが訪れることを祈っています。」
     

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